「90歳ドライバーが4人を次々にはねた事故」
「77歳の運転する車が逆走、家族3人が乗る車に衝突」
「80代がアクセル踏んじゃった、コンビニに車突っ込む」
などなど、高齢者ドライバーの事故がニュースで報じられています。
うちの父もそろそろ70歳。何かあってからでは遅いし、運転やめろと頭ごなしに言うと怒らせてしまうし、どうしたらいいんでしょうか?
実は、75歳以上の免許更新時には、認知機能検査が行われています。
認知症と診断された場合には、免許の停止や取り消しの処分を受けることがあるんですね。
なーんだ、じゃあ、高齢になると自動的に免許が取り消しになるんじゃん。頭いいね。
…と思ったら、「90歳で4人をはねたドライバー」は、認知機能検査に合格していたのだとか。
「すぐに運転をやめるようにしてください」と言われても、運転をやめない高齢者が多いのだそう。
たとえば、とある83歳の男性は、車で15分の市民農園で農作業するのが大好き。生きがいと言ってもいいくらい。
そこで頭ごなしに「危ないから運転をやめろ!」と言われても、反発心しか湧いてこないんでしょうね。
83歳ドライバーは、「60年間運転してきて、一度も事故を起こしたことはないんだ」と自身まんまんに言い返したそうです。
そうなんだろうけどさあ、万一事故が起こったら…
「一度も事故を起こしたことはない」
うん…なんか、説得できる気がしないですね。
どういうきっかけで、高齢者は車の運転をやめるんでしょうか?調べてみました。
嘘も方便というか、相手の気持ちに配慮した言い方でうまくいったというケースがあるようです。
衝突回避機能、自動ブレーキ機能など、最近発売される車のほとんどに搭載されているセーフティ機能。
いったい、どこまで有効なんでしょうか?
政府が定めるサポカーS(セーフティー・サポートカー)。
参考)サポカー・サポカーS(安全運転サポート車)のWEBサイト
自動ブレーキ機能と、ペダル踏み間違い時の対策が搭載されています。
さらに3段階のランク付けがされています。
両親に奨めるなら、対歩行者自動ブレーキと、ペダル踏み間違い対策のついたサポカーSワイドですね。
各メーカーとも、サポカー特設ページを作っています。