お酒が好きすぎて、飲む量を減らせない…
だけど、飲み過ぎが体に悪いのも気になる…
そんなあなたにおすすめなのが、シークワーサーの焼酎割りという飲み方です。
シークワーサーの焼酎割りは、口当たりが良いだけのすっぱい飲み物ではありません。
実は、シークワーサーには私たちの健康に大きな影響を与える成分が豊富に含まれているんですね。
特に注目すべきは「ノビレチン」。
この成分は、お酒を多く飲む人にとっても大きなメリットがあるといえるでしょう。
ノビレチンは、シークワーサーに豊富に含まれるフラボノイドの一種。大学などの研究機関により、以下のような効果が期待できることがわかっています。
肝臓への負担を減らす
ノビレチンは肝臓の健康をサポートし、アルコールによる負担を軽減する可能性があります。静岡県立大学の研究チームによると、ノビレチンが肝臓に脂肪がたまるのを防ぎ、肝機能を改善することが示されています。これにより、お酒を飲んだあとの不快感を和らげる効果が期待されます。
血糖値のコントロール
ノビレチンは血糖値の上昇を抑える働きがあります。琉球大学の研究では、ノビレチンが体内の脂肪の分解を促進し、血糖値を安定させることが確認されています。飲酒時に血糖値が急激に変動することを防ぐことで、体調不良を軽減する助けになります。おつまみには、味の濃ゆい糖分を大量に含むものが多いですからね…。
そのため、ノビレチンは、メタボのリスクを低下させる効果が期待されています。
農業・食品産業技術総合研究機構の研究によると、ノビレチンは脂肪細胞の働きを調整し、体重管理を助けることが示されています。
抗酸化作用
ノビレチンは強力な抗酸化物質で、飲酒によって生じる体内の有害な物質(フリーラジカル)を除去する働きがあります。抗酸化作用は、心疾患や特定のがんのリスクを下げることが知られており、飲酒時の健康を守るために重要です。ノビレチンの抗酸化作用については、韓国の研究者による研究で確認されています。
健康のためにはお酒の量を減らすのがベストだけど、焼酎をシークワーサーで割って飲むようにするだけで、だいぶマシになるということですね。
欠点は、焼酎以外のお酒以外にはあまり合わないということでしょうか。
焼酎を割るのに使うなら、青切りシークワーサーの果汁100%ストレートタイプが特におすすめです。
おすすめのポイントは以下の通り。
「青切り」というのは、まだ皮が青いうちに絞った果汁という意味。実は、皮が青い時期に、皮ごと絞ったシークワーサーが、もっとも成分を豊富に含んでいるんですね。
ノビレチンって、他の果物とかにも含まれてないの?
以下の表は、青切りシークワーサーと焼酎割りに使えるノビレチンを多く含む果物との比較です。
果物名 | ノビレチン含有量 (mg/100g) | 特徴 |
---|---|---|
青切りシークワーサー | 約267 | 高いノビレチン含有量、フレッシュな風味 |
カボス | 約89 | 焼酎との相性が良く、さっぱりとした味わい |
ポンカン | 約127 | 甘みがあり、焼酎割りに使いやすい |
レモン | 約1-3 | ビタミンCが豊富だがノビレチンは少ない |
梅干し | 約0.1-0.5 | 塩分があり、焼酎との相性が良い |
ノビレチン含有量2位のかぼすと比べても、圧倒的なシークワーサー。
青切りシークワーサーは、他の果物と比べてノビレチンの含有量が圧倒的に高く、その健康効果を最大限に享受できるため、焼酎割りに最適です。
シークワーサー割りは、焼酎を割ることで飲みやすくなるだけでなく、酔いにくいという特性があります。
実際に、シークワーサー割りを飲んだ人々からは「酔わない」という声が多く聞かれます。これは、シークワーサーの酸味がアルコールの吸収を緩やかにするためだと考えられています。そのため、飲み過ぎても「ボワン」とした感じが起きにくく、ついつい飲み続けてしまうかもしれません。
シークワーサーで割ることによって、酒量が増えたら逆効果なので気をつけましょう…。
青切りシークワーサーは、果汁100%のストレートタイプは焼酎を割る以外にも料理に使えます。
シークワーサーの果汁はけっこうクセがあるのですが、焼き魚や油の多い肉にかけると、とても合う。
脂の乗った焼き鯖など、魚料理には特に相性が良いです。
青切りシークワーサーはオンラインショップで購入できます。特に沖縄の大宜味村で生産されるものは、品質が高く、健康効果も期待できるため、ぜひ試してみてください。